世の中はゴールデンウイーク真っ最中ですが、皆様いかがおすごしですか。前半はあべのハルカスに行き、ちょっと足を延ばして新世界で串カツも食べに行きました。安倍首相もいかれた「だるま」もここにあります。大阪に遊びに来られたら、一度は是非。
少し前になりますが、東京の代々木で第二回オーティズムミュージシャンコンサートというのがあり、寄せていただきました。オーティズム(自閉症)ミュージシャンコンサートとは自閉症という特性を持ち、生きづらさを抱えていても、自分らしく生き生きと毎日を過ごしたい。 音楽を学び、人前で演奏を披露することは当事者たちの生きがいにつながります。そしてそれを見守る親や介助者たちの、喜びと笑顔が増えるきっかけになれば、という趣旨で立ち上げられた会です。
正直、最初お話を聞いた時はどんなコンサートなのか、想像がつかなかったのですが、実際に聞かせていただいて、大変感動しました。演奏されたオーティズムの方は音楽大学を出られてるような方から、趣味の方まで様々ですが、そこまでの道のりのお話し(保護者や指導者の)もあり、音楽講師としてもとても勉強になりました。シェア会というのもあって、観客も含めて全員が自己紹介をし、コンサート後に声を掛け合って繋がってもらうというのも、とっても良かったです。
このコンサートの第三回が6月29日(日)に神戸であります。今回は、広報のお手伝いをさせていただくことになりました。わからないことがあればなんでもお尋ねください。参加お申し込みはこちらからお願いします。 http://autism-musician.jimdo.com/
この日は東京のサントリーホールのオープンハウスもあり、昼間はいろんな楽しい企画を無料で楽しみました♪
別の日、別の団体の企画だったのですが、自閉症児さんの指導を長くされてる先生の実際のレッスンを見せていただくセミナーが西宮であり、こちらにも参加させていただきました。自閉症児さんだからということではなく、生徒さんにはいろんなタイプの方がいらしてるので、どんなレッスンも創意工夫だなあと思いました。写真は自閉症の高校生がリストの「ハンガリー狂詩曲2番」を弾いてる様子です。
オーティズムコンサートでも思いましたが、器楽の勉強はいろいろなことをやる事が必要です。それが苦手なこともあるオーティズムの方たちがいろんな工夫により素晴らしい演奏をされるまでになってられるのは心底素晴らしいことだと思いました。ご家族やご指導されてる先生方は大変な思いもされてると思いますが、音楽の力は素晴らしいです♪
家の近くで、「認知症サポーター講座」というのがあり、それにも参加してきました。うちの親も、家族も、そして自分も、いつ身近に起こってもおかしくないことです。たまたま上のセミナーと同じ日だったのですが、根底に流れているものは同じだと思いました。相手を正しく理解して対処することが一番大切。正しい知識を得ることが大事ですね。
その、認知症サポーター講座を紹介してくれた友人の市村さんのお父様のハーモニカを聞かせていただきにも行きました。認知症のお父様は市村さんの事もわからなくなっておられるのですが、若い時に吹いておられたハーモニカは今もちゃんと吹かれます。この日は宝塚市の催しでのジャズハーモニカライブの前座として演奏されました。しみじみとした素敵な音色でした。来月には神戸の灘中学の授業でも演奏されるそうです。
フェニックスホールでのチェロのコンサートにも行きました。男前のチェリストさんでしたが、音色も男前で、素敵なコンサートでした♪