マキシム・ヴェンゲーロフ」タグアーカイブ

チョン・キョンファ & マキシム・ヴェンゲーロフ ヴァイオリンリサイタル

137048825048413213389 580410_574375925919070_306936113_n 936396_384894221631166_521840887_n

二つの贅沢なヴァイオリンリサイタルに行く機会がありました。

<プログラム>
◇モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379
◇プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
◇バッハ: 無伴奏パルティータ第2番より ”シャコンヌ”
◇フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調
◇アンコール
シューベルト: ソナチネop.137-1 第2楽章”Andnte”
シューベルト: ソナチネop.137-1 第3楽章”Allegro Vivace”
◆ヴァイオリン: チョン・キョンファ
◆ピアノ: ケヴィン・ケナー

チョン・キョンファさんは、どっしりと構えたスタイルで、前半は厳しい御顔つき(のようにみえた)のですが、後半だんだんと穏やかな雰囲気になっていき、アンコールの時には笑顔もみえました。演奏も、後半からだんだん会場になじんできたように感じました。ケヴィン・ケナーさんの演奏も初めて生で聞いたのですが、この方の演奏気に入りました♪ ソロでももちろんかなり聴かせる方なのでしょうか、ヴァイオリンより前に出るわけではないのだけど、かといって引くわけでもなく、主張もしながら、ちゃんと引き立てているというのが素晴らしかったです。寺嶋千紘さんの演奏を思い出してました。

<プログラム>

◇ヘンデル : ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
◇ベートーヴェン : ヴァイオリン・ソナタ 第10番
◇フランク : ヴァイオリン・ソナタ イ長調
◇サン=サーンス : 序奏と華麗なるロンド・カプリチオーソ
◇サン=サーンス : ハバネラ

◇アンコール
フォーレ : 夢の後に   ブラームス : ハンガリー舞曲

◆ヴァイオリン:マキシム・ヴェンゲーロフ
◆ピアノ:ヴァグ・パピアン

マキシム・ヴェンゲーロフは現在38歳。この日は、本当に彼の最高のヴァイオリンを聴けたのかも知れません。音色は神々しいほど、美しく、こちらも後半からさらに素晴らしく、アンコールでは鳥肌が立ちました。ハンガリー舞曲は、マキシムならではの、彼にしか弾けない?!アレンジで、それは凄かったです。

プログラムをみてわかるとおり、フランクのヴァイオリンソナタは両日とも演奏されました。両日とも、それぞれに良かったです。この曲、良いですね~、改めて大好きになりました♪

いろんな方とのご縁があって、両日のコンサートに行くことができました。深く感謝します。

カテゴリー: コンサートやイベント | タグ: , , , , | コメントする